ウアオー! ウアオー!
まだまだ暑い日が続いておりますが皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
こちら東映特撮YouTubeOfficialには熱い血流れぬ鋼のマシンがやってきて秋を迎えております。
先週木曜日より超力戦隊オーレンジャーの配信が始まっております。
当時は正直年齢的に特撮への興味が薄れ始めた事もあり、前3年の作品よりは思い入れもなく、振り返る機会も無かったのであまり内容は覚えていませんでした。
そこで軽く情報を検索してみましたところ、このオーレンジャーが放送された1995年、世の中では阪神・淡路大震災(1月17日)、そして地下鉄サリン事件(3月20日)が起こり、決して明るいとは言えない状況であった事がうかがえます。
番組の開始が3月3日だそうですので、撮影開始当初はもしかするとこれらの事が起こる前だったのかもしれません。
しかし、暗い出来事が起こった時は世の中を明るくする使命を負うのがヒーローの常。
ストーリーラインに与えた影響は小さくなかったようです。
視聴してみた感想としては、1、2話はジェットマン以来の「特殊部隊」としての戦隊として、戦闘機が飛び、敬礼で挨拶を交わす固い画が続いていました。
ストーリーもいきなり隊員たちが雑魚戦闘員に追われながら命からがらサバイバルをし、しかもなかなか変身しないハードな内容。
これはシリーズの中でも差別化のされたよい感触だと、当時ご覧になっていた特撮ファンの方々は思ったかもしれません。
だがやはり暗い。ハードさ、硬派さを出した内容は当時の子供たちに受け入れられないと考えられたのでしょうね。
95年といえばウルトラマンティガの放送前年ですから、未だウルトラマン空白時代です。
タイミング的にもこういう物をやるには最後の機会だったのかもしれないのに。しかしこういった番組のリアルタイム性とはそういう所ですから。
今となっては客観的に見られると思いますので、29年を経た視聴は楽しめると思います。
バラノイア側の声優陣が豪華なのも時代を感じて良いですね。
特に新旧スネ夫の共演が感慨深い所。
とりあえずまだ出ていないロボを楽しみにしたいと思います。
昔年下の友達が持ってたなぁ……。